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2001/07/22[第13号] Japan Dietetics Institute
【無洗米】
 
こんにちは、毎日暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしですか?
先週から、「これかん!レシピ」のページが新設されました。
皆さん見ていただけました?これからどんどん更新していきますので是非見てくださいね。
また、感想や「こんなアレンジもできるよ!」なんていうのがあったらどんどんお寄せ下さい。
さて、皆さん・・突然ですが「こだわりの食材」とかありますか?
例えば「だしは○○産の昆布と鰹節」とか「食パンは□△ベーカリー」とか。
私の推測では「お米」へのこだわりがある人なんかは結構いるのではと思うのですがどうでしょうか?
「こしひかり」「あきたこまち」「ササニシキ」・・・等々の銘柄がありますが産地までのこだわりがあるのもそうめずらしいことではないはず。
私も「絶対これじゃないとだめ。」とまではいきませんが、「便利だな。」と思ってここ1年ほど利用しているお米があります。それは「無洗米」です。
 

皆さんのご家庭ではどうですか?
今年度は米の消費量に対する「無洗米」の比率は1割弱に達するとか。
さらにこれから数年後には5割〜6割まで達するのではといわれています。
これから益々関心が高まりそうな予感の「無洗米」についてのお話を今回は取り上げてみることにしました。「米くらい自分でとげるよ。」と言う方も「もう使っていますよ」という方もぜひご一読を!

 
これは当然です。
水不足などの時はかなりの節約になりますね。
確かに、価格調査でも無洗米の方が高いですね。
でもここに「隠れた秘密」があるのです。
 
「隠された秘密」とは・
通常のお米は5kgのお米を買ったとしても5kgのお米を食べられるわけではないのです。
上の絵でもわかるように、「ヌカ」の分がない分「無洗米」の方が余分にお米が入っていると考えられそうですね。
 
最近は、「洗うのが面倒」だとか「冬、水使うのがいや」と言う人のために自動洗米機とか”泡だての器ような「米とぎ器」もありますが、無洗米を使うとこのようなものが不要になります。

お米を洗う理由というのは・・・
お米が汚いという理由ではなく、お米に付着した「ヌカ」を取り除くためなのです。だから、お米の研ぎ方が悪ければ、「美味しいご飯は炊けない」ということになります。だから、技術を使ってあらかじめ「ヌカ」を取り除いていれば、あとは「火加減」「水加減」さえ上手くできれば「美味しいご飯が炊ける」ということになります。
 
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