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2001/03/01[第5号] Japan Dietetics Institute
【(続)甘味料のおはなし】
それぞれコーヒーを「190ml入り」の缶に換算するとエネルギーは以下のようになります。
 

「缶コーヒー」について「低糖」、「微糖」という表現はあくまでも「糖類」の量的な表現になりますので、その他の「糖アルコール」、「非糖質系甘味料」の使用については全く関係がありません。

大げさではありますが、例えば「無糖」と表示してあっても「非糖質系甘味料」を使用していれば「甘いコーヒー」が存在していてもおかしくはないのです。また、「糖類を20%カットしました」とあっても他の甘味料で甘さを補えば「甘さの変わらないコーヒー」があっておかしくないわけです。

 
これはあくまでも「エネルギー」や「糖類」の成分上の問題です。
ダイエットが目的の人の場合はおおいに活用したいものですが、人間の「味覚」にふれたものではないので、「甘いのが嫌い・ブラックが好き」という方の為の目安にはならないかもしれません。
 

「甘いのが苦手」と言われる方は「甘さ控えめ」と書いてあるものや「ブラック」と書いてあるものを選ぶとよいでしょう。

缶コーヒーや夏場大活躍する「ペットボトル入りアイスコーヒ-」などを購入する
ことがあればこんなこともマメ知識として知っておくと便利です。

 
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