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「最近血圧が高くって・・・」そんな言葉をよく耳にします。
しかし、血圧について良く理解している人はなかなか少ないように思います。ここで一度復習しておきましょう。
血圧には最低血圧と最高血圧がありますよね。みなさんが「上とか下」って言っているアレですよ。この上と下について簡単に説明しておきます。
この血圧が標準より高い場合に「高血圧」と言われるのですが、その基準になるものについて説明します。基準はいろいろありますが、よく知られているのがWHOの基準です。
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最高血圧(上) |
心臓が収縮して血液を体に送り出すときの血圧 |
最低血圧(下) |
心臓が拡張して血液が心臓に戻るときの血圧 |
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生活習慣病の代表選手である高血圧。
ライフスタイルを見直し、改善に努めましょう! |
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最高血圧(上)
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140mmHg未満 |
140mmHg以上
160mmHg未満 |
160mmHg以上 |
最低血圧 (下)
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90mmg未満
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◎
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△
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×
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90mmHg以上
95mmHg未満 |
△
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△
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×
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95mmHg以上
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×
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×
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×
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◎
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: 正常血圧 |
△
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: 境界域血圧 |
×
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: 高血圧 |
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本能性高血圧症と二次性高血圧症に分けられます。
普通、成人にみられる高血圧の大部分は本能性高血圧症がほとんどです。
原因は不明ですが、環境因子として食塩の過剰摂取だけでなく、摂取栄養素の偏り、ストレス、肥満などがあげられます。また、体質で塩分を過剰摂取しても血圧が上がらない人もいれば、少しの量で敏感に反応する人もいます。
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最近では、よい血圧降下剤も出てきていますが、やはり日ごろの生活習慣を見直すことが一番良い方法です。
塩分を控えたよい食事、適度な運動を心がけることが必要です。
減量・減塩・適度な運動が高血圧 治療の基本です。 |
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1.肥満と高血圧とはかなり深い関係があります。
肥満の方はなるべく標準体重に近づける努力が必要です。
ダイエットが必要な方は「無料ダイエットメニュー」のページをご利用ください。
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2.必要な栄養素はきちんと取りましょう。
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3.料理の味付けは薄味にしましょう。
新鮮な食材を選ぶことで、食材自体の味を楽しむことが可能です。
また、味付けを醤油や塩に頼りすぎず、酸味などを上手く利用しましょう。
だしはなるべく天然でしっかりととりましょう。
減塩の調味料もたくさん発売されています。そういうものを有効に利用しましょう。 |
4.野菜や芋などの植物性食品には、カリウムが多く含まれています。
カリウムは高血圧にはたいへん有効なので、上手に利用しましょう。 |
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ストレスは血圧を上げる要因にもなります。 ストレス社会の世の中、自分の中での発散法を見つけ、上手にストレスと付き合っていきましょう。
冬の寒さも高血圧の人にはよくありません。防寒対策をきちんとして、寒い季節を乗り切りましょう。 |
エネルギー(Kcal)
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タンパク質(g)
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脂質(g)
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糖質(g)
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塩分(g)
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1800〜2000
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65〜75
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45〜55
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280〜300
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6〜8
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