このホームページを見てくださっている皆さんは、ご自分の食生活を前向きに考えられている方だと思います。色々な制限が加えられている食生活の中で、このホームページが少しでもお役に立てればと考えています。食事は文化であり、生活の楽しみです。なるべくその楽しみをなくさないように心がけたいものです。

日本人の3人に1人はビタミン・ミネラル不足です。
日本人が注意しなければならないのは、カルシウム不足と塩分過剰摂取だけではありません。
野菜の栄養価は昔に比べて減っています。
  その理由としては以下が考えられます。
・度重なる品種改良
・土壌の変化
・化学物質(科学肥料を含む)
収穫から口にするまでの間に栄養価はどんどん減り続けています。
  食品成分表にでている「栄養価」は旬の一番栄養価が高いときのものです。季節感がない今の時代に、いつ食べても同じ栄養価が期待できるはずはありません。さらに、収穫から調理を経て私たちが口にするまでの間に、栄養価はどんどん減り続けています。最近では、輸送の段階で栄養価を逃さない包装技術も進んできていますが、採りたてにはかないません。栄養価が高いうちに、食物は口にしたいものですね。
体内に入ったものが全て栄養として吸収されるわけではありません。
  体内に入った食物が全て栄養として有効に吸収されるとは限りません。食品中にはたくさんの化学物質が「食品添加物」という名前に変わって含まれています。食品添加物は単に身体の害になるというだけでなく、体内への栄養の取り込みを阻害してしまいます。

これらのことからも、旬のものをより自然に取り入れることが健康につながると言えますね。
ある調査によると、ビタミン・ミネラルの摂取状態の良し悪しで肉体年齢の差が出てくるそうです。見た目を若く保つ秘訣も、このビタミンバランスを保つことにあるのです。
 
病気を改善していくには受身の治療では効果的でありません。
常にポジティブに心がけていきたいものです。
 
食事療法の場合、1つを制限するだけでなくいろいろな制限が加わってくる場合があります。
従って、なるべく臨機応変に、かつ的確に考えていく必要があります。
 
 
食事の種類
カロリー
適応症
エネルギー制限食 2000kcal 糖尿25単位・慢性肝炎・肥満・ダイエット・腎疾患で特に制限なし
1800kcal 糖尿22.5単位・肥満・ダイエット
1600kcal 糖尿20単位・肥満・ダイエット
1440kcal 糖尿18単位・肥満・ダイエット
1200kcal 糖尿15単位・肥満・ダイエット
減塩食 1800kcal 高血圧の方 他
脂肪制限食 1600kcal
(F:20g〜30g)
胆石・膵臓疾患の方・コレステロールが気になる方
1800kcal
(F:30g)
たんぱく制限食 2000kcal
(P:80g)
腎疾患等
2000kcal
(P:70g)
2000kcal
(P:60g)
2000kcal
(P:40g)
高たんぱく食 2400kcal
(P:90g〜100g)
慢性肝炎・肝硬変
 
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