最近では「塩さんま」や冷凍もののさんまを年中みかけますが、とれたての「初さんま」もそろそろ店頭に並び始めていますね。
サンマは「松茸」などと同様に「秋の味覚」の代表的存在ですから、あまり魚を食べなくなったという昨今でも「欠かせない1品」には間違いなさそうです。
鰹やさんまはよく”豊漁・不漁”という話題がテレビや新聞上で取り上げられていますが、さて今年は・・・?
春に会員様専用の会議室に、「今年の初鰹は水揚げ量が少ない」ということを話題として取り上げたことがありますが、「さんま」はどうなのでしょう?
以前、水産製品を扱っている会社の方から「鰹が豊漁だと、秋にさんまが不漁になる」という面白い話を聞いたことがあります。
となると今年はその逆だから「さんまは豊漁」? 確かに今年は「豊漁」だということです。
どれくらい「豊漁」かと言えば、「前年のほぼ倍」ということです。今の時期の漁場は道東沖が中心だということですが、ロシア海域で韓国漁船がサンマ漁を始めると、それが日本に安く輸入され、さらに価格が下がるというのです。
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